M3新譜【METAL GAIA】
やっと公開できました。
全１８曲入りです。
私がアルバムを作る際には必ず、物語と設定資料のようなものをまず先に作ります。
ゲームの企画書みたいなものですが、それを作った上で、曲作りを始めます。
METAL GAIAは、音の響きで勘違いした方も多いと思いますが
メタルギア、のパクリ企画ではありません。（本当に）
実は高校時代TRPGにハマっていた私は、スペオペものの物語を随分とやったものです。その中で、とても印象深いストーリーが生まれて、いつか形にしたいなぁと考えていたわけです。
主人公は自らを「フォギィ」と名乗ります。凄腕のバウンティーハンターであった彼ですが、今はもう年を取り、銀河の端っこで隠居生活です。ところがそこに、元同僚の、現在は指揮官クラスの「戦友」から連絡が入ります。
「お前の助けがいる」
今から２８時間前、つい先日発見された未承認惑星U-219への調査隊の遭難信号を受け、救助隊が向かったが、たった４時間で遭難。生死は不明。信号は完全に途絶えている。
通信状態は良好だったにも関わらず、どうやら何者かの攻撃を受けて全滅したようだ。
救助隊はクラス３以上の装備、及び、特別にレベル５の武器を持ち込んだ上での今回の遭難。最新武器のイオン砲が全く通じなかったという情報が入っている。
遠い銀河の話だが、イオン系の武器が一切通じない生命体が存在するという話を聞いたことがある。知っての通り我が銀河連邦の正規武器は、イオン系重火器が採用されて久しい。
それらが効かない相手となると…、経験者は…、私はお前しか知らないのだ。
今のご時世、実弾の銃器を使うミッションになるとは、さすがの私も考えたこともなかったが、何せ訓練されている者がいない。
我ら「老人たち」の出番というわけだ。
ああ、紹介しよう。彼女は「ベル」
彼女は今後キミをサポートすることになるアンドロイドだ。
…キミの過去は知っている。
辛いかもしれないが、まぁ、あれから、アンドロイドも進化した。
キミが馴染みやすいように、女性型にしたが…？
どうやら、悪くないようだな。
では、４０分後にU-219へ降りる。準備をしてくれ。
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