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執筆者の写真荒芳樹(ARA)

M3-2023秋 J-21a 新譜【Well made fake】

M3-2023秋に参加します。J-21a趣味工房にんじんわいん です。

新譜【Well made fake】のビジュアルはこちら

…私は絵師に「お し ご と して」と言いましたが、立派に性癖に走った結果こうなりました。今回は滅びを感じさせるなと言ったのに言ったのに言ったのにい にい にぃ(エコー)


今回の新譜は、今までの仮想RPG系のコンセプトとは…異なるはずでしたが、なんか勝手にキャラが生まれてしまったので、これは仮想RPGなんでしょうきっと(汗




バイオリン、に特化したアルバムです。

タイトルの「Well made fake」は、直訳すると「よくできた偽物」です。

バイオリンのアルバムですが、「100%打ち込み」です。

しかも、バイオリンの音、物理モデリング音源、という、ちょっと変わった音源を使用しています。通常、数多あるバイオリンの音源の殆どは、生のバイオリンの音を収録編集している、いわば「本物の音がするはず」のものなのですが、

今回使用している音源は、Audiomodelingという会社か出ている、モデリング(つまり、生音をサンプルとして使用していない)音源です。


いわば、100%合成音(厳密には100%ではないらしいですが


ようするに「完全に偽物の音」なわけです。


このコンセプト、現代っぽくて面白いなー、と思ってやってみたのです。


ボカロでも、超絶技巧での肉声と区別がつかない歌ってありますね。

それをバイオリンでやってみたいなー、と思った次第です。


何が本物であるか、そもそも、本物の価値はどれくらいあるのか?


そんな世の中です。


(醜い事を言えば、某音楽販売サイトで【生バイオリン】というタグがつけられている楽曲だけ、高額設定ができる、というのが、壮絶に鼻についたから、という理由ですが)


生楽器、の意味を改めて問う、DTMで一生生きていくと決めた音楽家の

楽しい楽しい「試み」です。


M3、是非遊びに来てください。

2023.10.29 東京流通センター で開催されます。



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